この記事では、「受納」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「受納」の正しい読み方は「じゅのう」と「うけのう」どちら
「受納」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「受」の漢字の音読みは「ジュ」で、訓読みは「う(ける)」です。
また、「納」の漢字の音読みは「ノウ・ナッ・ナ・ナン」で、訓読みは「おさ(める)」です。
ここから、単純に二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「じゅのう」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みにすれば、「うけのう」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析から判断することは出来ません。
さて、「受納」の正しい読み方は「じゅのう」と「うけのう」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「受納」の正しい読み方は「じゅのう」で、「うけのう」と読むのは間違いです。
この「受納」の熟語においては、少し特殊な湯桶読みではなく、音読みを重ねた読み方の方が正しいと言うことになります。
「受納」の意味
「受納」とは、「金品や贈り物などを、受け取って納めること」を意味する言葉です。
「受納」の言葉の使い方や使われ方
・『確かに今月の家賃を受納しました。こちらが領収書です』
・『別便にて、お祝いの品を贈りましたので、宜しくご受納のほどお願い申し上げます』
・『営業部の田中に、当社の創業50周年の記念品を持参させますので、どうかご受納ください』
まとめ
「受納」の正しい読み方は「じゅのう」で、「うけのう」と読むのは間違いです。
また、この「受納」とは、「金品や贈り物などを、受け取って納めること」を意味する言葉です。