「叙述」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「叙述」の正しい読み方と意味について解説します。
「叙述」の正しい読み方は「じょじゅつ」と「じょうじゅつ」どちら
「叙述」という言葉の読み方としては「じょじゅつ」と「じょうじゅつ」の2つが考えられます。
「じょじゅつ」と「じょうじゅつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「叙述」の正しい読み方は「じょじゅつ」です。
「叙」は「叙情」【じょじょう】「叙事」【じょじ】など「じょ」と読みます。
「述」は「前述」【ぜんじゅつ】「記述」【きじゅつ】など「じゅつ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「じょじゅつ」が「叙述」の正しい読み方です。
「叙」に「じょう」という読み方はなく「叙述」を「じょうじゅつ」とは読みません。
「叙述」の意味
「叙述」とは、「物事について順を追って述べること」を意味する言葉です。
物事の詳しい事情など嘘偽りのない、ありのままを順番に追いながら述べることを表します。
見たものを感想や意見などを交えることなく事実をそのまま述べるのが「叙述」であり、補足や説明も交えてはいけません。
出来事をそのまま描写するときや見たままを報告するときなどは「叙述」することで余談を交えず物事の有様がそのまま伝わります。
「叙述」の言葉の使い方や使われ方
・『取材で見聞きした情景をそのまま叙述する』
・『事実の裏に真実が隠されている見事な叙述トリックだった』
・『淡々とした叙述だからこそ熱い思いが伝わってくる』
まとめ
「叙述」は「じょじゅつ」が正しい読み方で「じょうじゅつ」ではありません。
日常的に使う言葉ではありませんが読み間違えやすいので覚えておきましょう。