「口上」の読み方と意味とは?「くちうえ」と「こうじょう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「口上」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「口上」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「口上」の正しい読み方は「くちうえ」と「こうじょう」どちら

「口上」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて確認します。

「口」の漢字の音読みは「コウ・ク」で、訓読みは「くち」です。

また、「上」の漢字の音読みは「ジョウ・ショウ」で、訓読みは「うえ・うわ・かみ・あ(げる)・のぼ(る)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「こうじょう」と読めますし、訓読み+訓読みで繋げれば、「くちうえ」とも読める可能性があることが分かります。

しかし、どちらの読み方が正しいかは、ここから判断することは出来ません。

さて、「口上」の正しい読み方は「くちうえ」「こうじょう」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「口上」の正しい読み方は「こうじょう」で、「くちうえ」と読むのは間違いです。

この熟語では、訓読みを重ねた読み方ではなく、音読みを重ねた読み方の方が、正しかったことになります。

「口上」の意味

「口上」とは、「口頭で伝えること」「芝居などで、出演者や興行主が舞台に出て述べる挨拶のこと」を意味する言葉です。

「口上」の言葉の使い方や使われ方

・『落語の真打昇進の口上が、師匠が舞台上で行っています』
・『歌舞伎役者の襲名披露の口上が、公演に先立って行われました。』
・『取引先に対して、新製品の特長を口上し、その後の質疑応答で理解を深めてもらいました』

まとめ

「口上」の正しい読み方は「こうじょう」で、「くちうえ」と読むのは間違いです。

「口上」とは、「口頭で伝えること」「芝居などで、出演者や興行主が舞台に出て述べる挨拶のこと」を意味する言葉です。

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