「古札」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「古札」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「古札」の正しい読み方は「こさつ」「ふるさつ」「ふるふだ」
「古札」の正しい読み方は「こさつ」「ふるさつ」「ふるふだ」です。
「古」には「古代」【こだい】「太古」【たいこ】など「こ」という読み方があるほか「古株」【ふるかぶ】「古女房」【ふるにょうぼう】など「ふる」と読みます。
「札」は「入札」【にゅうさつ】「改札」【かいさつ】など「さつ」と読む以外に「札差」【ふださし】「名札」【なふだ】など「ふだ」とも読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「こさつ」「ふるさつ」「ふるふだ」が「古札」の正しい読み方です。
「古札」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「古札」のよくある間違った読み方として挙がるのが「いにしえさつ」「いにしえふだ」です。
「古」は一字で「いにしえ」とい読みますが、熟語として使うことはなく「古札」にも使いません。
「古札」について説明
「古札」は読み方により意味が異なります。
「こさつ」「ふるさつ」と読む場合の意味は「使用済みの紙幣」です。
発券されてからまだ使用していない新品の紙幣を「新札」【しんさつ】と呼ぶのに対し、流通して使われた中古の紙幣を指します。
「ふるふだ」は「古くなったおふだ」のことです。
おふだは年初にその年の守護札として寺社から授けられ年の終わりに寺社へ返納します。
一年経って寺社に返納するおふだを「古札」といいます。
「古札」の言葉の由来
「古いお札」に由来します。
まとめ
「古札」は読み方により意味が変化するので、意味と読み方をあわせて覚えておきましょう。