「吃音」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「吃音」の読み方とは? 読み方

この記事では、「吃音」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「吃音」の正しい読み方

「吃音」の正しい読み方は「きつおん」です。

「きつ・おん」は音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

なお、少し前までは当て字として「どもり」とも読まれていましたが、現在では差別用語となり、辞書に載っていません。

「吃音」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「吃音」「こうおん」「おつおん」「ほうおん」などと間違って読まれることがあります。

「吃音」について説明

「吃音」とは、「言葉を発する時に、最初の音がすぐに出なかったり、ある音が連続したり、長く伸びたり、一時的に無音状態になる症状」という意味です。

言語障害のひとつで、言葉がスムーズに出てこない症状のことです。

「神経的な疾患」「脳損傷」「心的性ストレス」など、人により原因や改善にかかる時間などが違います。

似た意味の言葉に「どもり」があり、こちらも「言葉がつまったり出て来なかったりする症状」という意味です。

ただし、上でも紹介しましたが、差別用語とされ、公的には使われていません。

「吃音」の言葉の由来

「吃音」は漢字の意味から成り立つ語です。

「吃」「ども(る)」とも読み「言葉がつかえる」という意味、「音」「おと」「言葉の音声的な要素」という意味、「吃音」「言葉を発する時につかえる症状」になります。

ちなみに、「吃」という漢字は、「口」+「ジグザグに生じる気体」の象形で、「口から出るものがジグザクしている」から転じて「言葉が滑らかに出ない」という意味で使われる様になりました。

まとめ

今回は「吃音」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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