「同値」とは何を表しどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「同値」の正しい読み方と意味について解説します。
「同値」の正しい読み方は「どうち」と「どうね」どちら
「同値」という言葉の読み方をそれぞれの漢字の読みから推測すると「どうち」と「どうね」の2つが候補になります。
「どうち」と「どうね」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「同値」の正しい読み方は「どうち」と「どうね」の両方です。
「同」は「同一」【どういつ】「合同」【ごうどう】など「どう」と読みます。
「値」は「数値」【すうち】「平均値」【へいきんち】など「ち」と読むほか、「値段」【ねだん】「高値」【たかね】など「ね」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「どうち」と「どうね」はどちらも「同値」の正しい読み方です。
「同値」の意味
「同値」を「どうち」と読む場合の意味は、「2つの命題において第1の命題が真であれば第2の命題も真であり、第1の命題が偽であれば第2の命題も偽である2つの命題の関係性」を指す言葉です。
「aならばb」「bならばa」が同時に成り立つことを表す数学用語です。
「同値」を「どうね」と読む場合は「値が等しいこと」を表します。
体重や気温など数値で表されるもののほか、一般的には値段が全く同じであることを指す意味で使われる表現です。
「同値」の言葉の使い方や使われ方
・『同値であることを証明する』
・『論理的に同値であることに疑いはない』
・『入札金額が同値の場合は先に入札した人が落札できるルールだ』
まとめ
「同値」は「どうち」と「どうね」の2つの読み方を持つ言葉です。
読み方によって言葉の意味も変わるので言葉の正しい読み方と意味をあわせて憶えておきましょう。