この記事では、「否が応でも」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「否が応でも」の正しい読み方は「いやがおうでも」と「いがおでも」どちら
「否が応でも」は「いやがおうでも」と読みます。
「否(いや)+が+応{おう)+でも」で成り立っている言葉で、「いや」は訓読み、「おう」は音読みです。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方、訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「否」の音読みは「ひ・ふ」、訓読みは「いな・いや・わる(い)」、「応」の音読みは「おう」、訓読みは「こた(える)・まさ(に)」で、「いがおでも」とは読みません。
正しい読み方の結論
「否が応でも」の正しい読み方は「いやがおうでも」です。
「いがおでも」とは読みません。
「否が応でも」の意味
「否が応でも」の意味は、「承知していても、していなくても」で、その人の意思に関係なく何が何でもそうすることです。
「否でも応でも(いやでもおうでも)」とも言い、「否」は「反対すること」、「応」は「賛成すること」です。
似た様な言葉に「弥が上にも(いやがうえにも)」がありますが、こちらは「さらにその上をいく様子」という意味で、全く違う表現です。
「否が応でも」の言葉の使い方や使われ方
「否が応でも」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『今日は否が応でも父を病院へ連れて行く』
・『否が応でもPTA役員を押し付けられる』
・『良家の子息と否が応でも結婚させられる』
まとめ
今回は「否が応でも」の読み方について紹介しました。
「否が応でも」の正しい読み方は「いやがおうでも」で、「いがおでも」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。