この記事では、「咳嗽」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「咳嗽」の正しい読み方は「がいそう」と「せきそう」どちら
「咳嗽」は、「がいそう」や「せきそう」と読む事ができます。
しかし、この「咳嗽」という言葉の正しい読み方はどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「咳嗽」の正しい読み方は「がいそう」です。
これを「せきそう」と読んでは誤読になりますので、注意するとよいでしょう。
また、「咳嗽」の「咳」は訓読みで「せき」、音読みで「がい」と読みます。
また、「嗽」は訓読みで「うがい」や「くちすすぐ」、音読みで「そう」と読むのです。
つまり、音読みで統一した場合に、「がいそう」と読むのは自然です。
しかし訓読みと音読みを混在させた「せきそう」という読み方は不自然になるのです。
「咳嗽」の意味
「咳嗽」とは、「せきこむこと」を意味する言葉です。
日常の会話や文章で使う機会はないといますが、「咳嗽」が「せきこむこと」を意味することは、おぼえておくとよいでしょう。
なお「咳」は「せき」を、「嗽」は「うがい」や「せき」を意味する言葉なのです。
「咳嗽」の言葉の使い方や使われ方
ここで、「咳嗽」を使用した例文を挙げていきます。
ここでの読み方は、全て「がいそう」です。
「せきそう」と読まないように、注意しましょう。
・『咳嗽によって声が枯れていました』
・『風邪による咳嗽が出続けていました』
・『あまりに咳嗽がひどいので、マスクを手放せませんでした』
まとめ
「咳嗽」は、「がいそう」や「せきそう」と読めます。
どちらの読みが正しいか、判断に迷う場合もあります。
しかし、正しい読み方は「がいそう」となります。
「せきそう」と読まないように、注意しましょう。
また、「咳嗽」とは、「せきこむこと」を意味する言葉です。
読み方と合わせて、言葉の意味も覚えておくとよいでしょう。