「囚われる」の読み方と意味とは?「とらわれる」と「かくまわれる」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「囚われる」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「囚われる」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「囚われる」の正しい読み方は「とらわれる」と「かくまわれる」どちら

囚われるの文字を目にした人の中には、かくまわれると読んでしまう人がいるものです。

所が肝心の囚の漢字には、かくまという読みはありません。

恐らく幾分見た目が似ている所があり、かくまという読みがある匿の漢字と勘違いしてこの様に読んでしまうのだと推測されます。

そのため囚われるを、かくまわれると読むのは誤りであり、とらわれると読むのが正しい読み方となっています。

正しい読み方の結論

囚われるは、とらわれると読むのが正解な言葉です。

というのも囚の漢字にはそのまま、とらという読みが存在しているので、後ろに続く平仮名の、われると組み合わせる事で、囚われるは、とらわれると読む事が出来ます。

「囚われる」の意味

囚われるは、とらえる事やとらえられるといった意味を持っている囚の漢字に、平仮名のわれるを付け足す事で成立した言葉です。

だからこそ囚われるは、つかまえられるや固定された価値観等に拘束されるといった意味を表します。

「囚われる」の言葉の使い方や使われ方

・『彼は敵軍に囚われるのを恐れて、自ら命を絶ったそうです』
・『彼女は先入観に囚われるが余り、自分ですべき事が見付けられなくなりました』
・『私は固定観念に囚われる今の生き方に、疲れを感じています』

まとめ

囚の漢字には、かくまという読み自体が存在していません。

なので囚われるを、かくまわれると読むのはシンプルに間違いであり、とらわれると読むべき言葉です。

更にそんな囚われるは、とらえられるや、固定した考え方に拘束されるといった意味を示す際に、用いられる言葉となっています。

読み方
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