この記事では、「因数」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「因数」の正しい読み方は「いんすう」と「いんかず」どちら
「因数」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の読み方を確認します。
「因」の漢字の音読みは「イン」で、訓読みは「よ(る)」です。
また「数」の漢字の音読みは「スウ・ス」で、訓読みは「かず・かぞ(える)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「いんすう」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば「いんかず」と読める可能性があることも分かります。
しかし、残念ながらここからは、いずれの読み方が正しいかを判断することは出来ません。
さて、「因数」の正しい読み方は「いんすう」と「いんかず」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「因数」の正しい読み方は「いんすう」で、「いんかず」と読むのは間違いです。
この熟語においては、少し特殊な重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
「数」を使った熟語では、音読みの「すう」と読ませるものが圧倒的に多いですが、訓読みの「かず」と読ませる熟語も「口数(くちかず)」や「手数(てかず)」など、少ないのですがあります。
「因数」の意味
「因数」とは、「整数や整式が、いくつかの整数や整式の積の形で表されるとき、その個々の整数や整式のこと」を指す、数学用語です。
「因数」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女は、因数分解が理解できないそうです』
・『確か、小学校の6年生で因数を習うと思いますが、違っているでしょうか』
まとめ
「因数」の正しい読み方は「いんすう」で、「いんかず」と読むのは間違いです。
また、この「因数」とは、「整数や整式が、いくつかの整数や整式の積の形で表されるとき、その個々の整数や整式のこと」を指す、数学用語です。