この記事では、「坐ら」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「坐ら」の正しい読み方は「いながら」と「いくら」どちら
「坐ら」の正しい読み方を考えるために、最初に、漢字辞書で「坐」の漢字の読みを確認します。
漢字辞書には、「坐」の音読みは「ザ」で、訓読みは「すわ(る)・いなが(ら)・そぞろ(に)・いま(す)・おわ(す)・ましま(す)」と記載されています。
ここから、「坐ら」は「いながら」と読めることが分かります。
しかし、「いくら」と読むのは無理で、間違いだろうと推察することも出来ます。
さて、「坐ら」の正しい読み方は「いながら」と「いくら」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「坐ら」の正しい読み方は「いながら」で、「いくら」と読むのは間違いです。
この「坐ら」の読みは、難読漢字の一つと言えます。
また、漢字一字と送り仮名で「いくら」と読める言葉には、「不定ではあるが、ある程度の数量のこと」を意味する「幾ら」があり、この漢字と勘違いして「いくら」と読み間違えられるケースがあるのかも知れません。
「坐ら」の意味
「坐ら」とは、「座ったままでや、何もせずじっとして」との意味の言葉です。
「坐ら」の言葉の使い方や使われ方
・『現在では、日本のテレビ放送やインターネットを通じて、海外に坐らにして、日本の状況を即座に知ることが可能です』
・『あの自称霊能者は、坐らにして対面している人の過去や未来が分かると明言しているが、そんなことはあり得ないことです』
まとめ
「坐ら」の正しい読み方は「いながら」で、「いくら」と読むのは間違いです。
また、この「坐ら」とは、「座ったままでや、何もせずじっとして」との意味の言葉です。