この記事では、「基に」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「基に」の正しい読み方は「もとに」と「きに」どちら
基にの文字を見て何となくで、きにという読み方をしてしまう人がいるものです。
確かに基の漢字は基本といった使い方でも分かる様に、きという読み方が存在しています。
そのため後ろに付いている、平仮名のにを付け足す事によって基にを、きにと読んでしまう事自体は理解出来なくもありません。
所が残念ながら基にを、きにと読むのは誤りで、もとにと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
基には、もとにと読むべき言葉です。
というのも基の漢字には単体でも、もとという読みがそのまま存在しています。
だからこそそんな基の漢字の、もと読みと、後に続く平仮名のにを組み合わせて基には、もとにと読む事が可能です。
「基に」の意味
基には、物事の土台や根拠となるもの、建物の土台やもとづくといった意味を持っている基の漢字に、平仮名のにを付け加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から基には、基準にするや基礎にする、といった意味を示すのです。
「基に」の言葉の使い方や使われ方
・『これまでの貯金を基に、独立してビジネスを始めるつもりです』
・『彼が提供したデータを基に、この図面を作成しました』
・『我が社はこれまで培って来た技術を基に、新たな分野に挑戦します』
まとめ
基の漢字には、きという読みが存在しています。
お陰で基にの文字を見て思わず、きにと読んでしまう人もいるのです。
ですが基にを、きにと読んでしまうのは間違いで、もとにと読むのが正しい読み方となっています。
更にそんな基には、物事の基本にするとか基準にする、といった意味を表現する際に、使用される言葉です。