「声高」の読み方と意味とは?「こわだか」と「こえだか」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「声高」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「声高」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「声高」の正しい読み方は「こわだか」と「こえだか」どちら

最初に「声高」の熟語を構成する漢字の個別の読み方を説明します。

「声」の漢字の音読みは「セイ・ ショウ」で、訓読みは「こえ・ こわ」です。

また、「高」の漢字の音読みは「コウ」で、訓読みは「たか(い)・たか」です。

従って、二つの漢字の訓読みを繋げば、「こわたか」とも読めますし、「こえたか」とも読めます。

ここで日本語には、語が繋がる時に読みやすくするために、後ろの言葉を濁音に変化させると言う「連濁」と呼ばれる変化が起きる事があり、いずれの言葉もそれにより、「こわだか」「こえだか」と変化したものです。

すなわち、この個別の漢字の読みからは、いずれが正しいかを推察することは出来ないと言えます。

さて、「声高」の読み方は「こわだか」「こえだか」のどちらが正しいのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「声高」の正しい読み方は「こわだか」で、「こえだか」は間違いです。

「声」が使われた熟語で、「こえ・ごえ」と読む熟語には、「産声」「裏声」「鼻声」等があり、また「こわ」と読む熟語としては「声高」以外に「声色」「声音」等が挙げられます。

「声高」の意味

「声高」とは、「話し声の調子が高く大きいさま」を意味する言葉です。

「声高」の言葉の使い方や使われ方

・『街頭で参議院議員の候補者が、自分や政党の主張を声高に叫んでいます』
・『彼の話を聞いていた友人達は、その話の落ちを聞いて声高に笑った』

まとめ

「声高」の正しい読み方は「こわだか」で、「こえだか」は間違いです。

また、「声高」とは、「話し声の調子が高く大きいさま」を意味する言葉です。

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