この記事では、「外延」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「外延」の正しい読み方は「がいえん」と「そとえん」どちら
「外」は訓読みでは「そと」や「外(はず)す」、「ほか」や「と」と読み、音読みでは「がい」や「げ」、「うい」と読む漢字です。
そして、「延」という漢字は訓読みでは「延(の)びる」や「延(ひ)く」、「延(は)え」と読み、音読みでは「えん」と読みます。
「外延」の場合、「外」と「延」それぞれに音読みを当て、「がいえん」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「外延」の正しい読み方は「がいえん」になります。
「外延」の意味
「外延」は「論理学において、概念が適用される物事において、全体や集合のこと」を意味する言葉です。
例として、金属という概念の「外延」は金や銀、銅や鉄など全ての金属のことを指します。
惑星という概念の「外延」は地球、火星、金星、木星、水星など全ての惑星のことを指します。
ちなみに、「外延」の対義語は「内部にこもっていること」や「論理学において、概念が適用される物事に共通な性質の集合」を意味する「内包(ないほう)」です。
「外」という漢字には「そとがわ」や「よそ」、「ほか」という意味のほか、「外れる」や「除く」、「遠ざける」、「正式ではない」などの意味が含まれています。
そして、「延」は「のばす」や「ひろがる」、「ひく」や「まねく」、「のべ」や「同一のものの重複を含めて数えること」という意味が含まれる漢字です。
「外延」の言葉の使い方や使われ方
・『理論を立てる前に、その物事における外延と内包を再確認する必要がある』
まとめ
・「外延」の正しい読み方は「がいえん」になります。
・「外延」は「論理学において、概念が適用される物事において、全体や集合のこと」を意味する言葉です。