「最中」の読み方と意味とは?「さなか」と「さいちゅう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「最中」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「最中」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「最中」の正しい読み方は「さなか」と「さいちゅう」どちら

「最中」には3つの読み方があります。

1つ目は「さいちゅう」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

2つ目は「さなか」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「最」の音読みはは「さい」、訓読みは「もっと(も)・も」で、「さ」とは読みません。

3つ目は「もなか」で、訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

正しい読み方の結論

「最中」には「さいちゅう」「さなか」「もなか」の3つの読み方があります。

ただし、読み方により意味が違ってきます。

「最中」の意味

「最中」の読み方による意味の違いは以下の通りです。

「さいちゅう」と読む場合、「動作や状態などが、一番盛んな状態にある時」「物の中央」「一番勢いがある状態の人」という意味です。

「さなか」と読む場合、「ものごとがいちばん盛り上がっている時」という意味です。

「もなか」と読む場合、「一番盛んであること」「物の中央」「もち米の粉を練って薄くのばし焼いた皮の間に、あんを詰めた和菓子」という意味です。

和菓子の意味での「もなか」の語源は、「中秋の名月」を表す「最中の月」という言葉です。

「最中」の言葉の使い方や使われ方

「最中」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『電話している最中(さいちゅう)に話しかけられる』
・『忙しい最中(さなか)にトラブルが発生する』
・『お中元に最中(もなか)を贈る』

まとめ

今回は「最中」の読み方について紹介しました。

「最中」「さなか」「さいちゅう」「もなか」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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