「大人物」という言葉は人を評価するときに用いられる表現ですが、この言葉は伝え的にどのような意味で何が正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「大人物」の正しい読み方と意味について解説します。
「大人物」の正しい読み方は「だいじんぶつ」と「おおじんぶつ」どちら
「大人物」という言葉の読み方は「だいじんぶつ」と「おおじんぶつ」のどちらかです。
「だいじんぶつ」と「おおじんぶつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「大人物」の正しい読み方は「だいじんぶつ」です。
「大」には「大学」【大だいがく】「増大」【ぞうだい】など「だい」という読み方と、「大雨」【おおあめ】「大嘘」【おおうそ】など「おお」という読み方があります。
「人」は「人権」【じんけん】「新人」【しんじん】など「じん」と読み、「物」は「物量」【ぶつりょう】「鉱物」【こうぶつ】など「ぶつ」と読みます。
漢字の読み方を合わせると「だいじんぶつ」と「おおじんぶつ」になりますが、「大人物」の正しい読み方は「だいじんぶつ」です。
「大人物」の意味
「大人物」とは、「大きな存在の人」を意味する言葉です。
高い実績をあげた偉大な人や器量の大きい人、優れた才能を持つ人など他の人と比較したときにひときわ大きな存在感を持つ人を指します。
社会的な地位や能力の高さ、精神性などいろいろな意味を含めて人として大きい相手に対して用いる表現です。
「大人物」の言葉の使い方や使われ方
・『歴史に名を残す大人物』
・『失敗にも寛容な彼は大人物と呼ぶにふさわしい』
・『大人物は細かいことを気にしない』
まとめ
「大人物」は「だいじんぶつ」と読むのが正しく「おおじんぶつ」は誤りです。
多様な意味合いを含む言葉なので正しい意味と読み方を理解して使いましょう。