木へんにムで「梭」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんにムで「梭」の読み方とは? 読み方

この記事では、木へんにムで「梭」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんにムで「梭」の読み方

「梭」という漢字の音読みは「サ」で、訓読みは「ひ」になります。

「梭」という漢字を音読みの「サ」で読む言葉としては、「梭杼(さちょ)・鶯梭(おうさ)・飛梭(ひさ)」などがあります。

「梭」の漢字を訓読みで「ひ」と読む場合は、「梭」という漢字一文字だけで「織物をつくる機織り(はたおり)に使う道具」のことを指しています。

「梭」の漢字の意味や解説

「梭」という漢字の基本的な意味は、「機織りの糸通しに使用される道具」になります。

「梭」の漢字は、「機織り物をつくる機織りの工程において、緯(よこいと)を経(たていと)に通すための道具」を示しているのです。

「梭」の熟語での使われ方や使い方

・『梭杼』【さちょ】
「織物の機械的制作において、経(たていと)の開口している間の部分を左右に動きながら緯(よこいと)を通していく道具」を意味して使われる熟語です。

「梭」「杼」も同義語で、訓読みで機織りの道具である「ひ」を指しています。

・『鶯梭』【おうさ】
「機織りのひが左右に動くように、鶯(うぐいす)が枝から枝へ軽やかに飛び移って鳴いているさま」を意味する熟語として使われています。

・『雁字鶯梭』【がんじおうさ】
「雁が列をなして飛ぶ光景を文字の並びになぞらえ、ウグイスが枝を飛び移る様子を機織りの梭(ひ)にたとえること」を意味する四字熟語です。

転じて、「漢詩文において字句の修飾・訂正をする」といった意味で使われます。

・『梭貝』【ひがい】
「貝殻が梭(ひ)のかたちに似ているウミウサギガイ科に分類される巻き貝」を指して使われている言葉です。

まとめ

この記事では、木へんにムと書く「梭」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「梭」という漢字について詳しくリサーチしたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。

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