この記事では、「大喪の礼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「大喪の礼」の正しい読み方は「たいそうのれい」と「たいものれい」どちら
「大」という漢字は訓読みでは「大(おお)きい」と読み、音読みでは「だい」や「たい」と読みます。
そして、「喪」という漢字は訓読みでは「も」や「喪(うしな)う」、「喪(ほろ)びる」と読み、音読みでは「そう」と読みます。
「大喪」には2つの読み方があり、1つ目は「大」と「喪」それぞれに音読みを当てて、「たいそう」とする読み方。
そして、もう1つは前の漢字を音読み、後ろの漢字を訓読みにする「重箱読み」を用いて「たいも」とする読み方です。
したがって、「大喪の礼」は「たいそうのれい」とも「たいものれい」とも読むことができます。
正しい読み方の結論
「大喪の礼」は「たいそうのれい」と「たいものれい」両方の読み方を用いることができますが、一般的には「たいそうのれい」と読まれます。
「大喪の礼」の意味
「大喪の礼」とは、「国の儀式として内閣により執り行われる天皇の葬儀」のことです。
「大喪の礼」の言葉の使い方や使われ方
・『大喪の礼には、各国の元首や国内の要人など多くの人々が参列した』
・『昭和天皇の大喪の礼は昭和64年、西暦1989年に竹下内閣により執り行われた』
・『大正天皇の大喪の礼は崩御した翌年の昭和2年、西暦1927年に執り行われた』
まとめ
・「大喪の礼」は「たいそうのれい」とも「たいものれい」とも読むことができますが、一般的には「たいそうのれい」と読まれます。
・「大喪の礼」とは、「国の儀式として内閣により執り行われる天皇の葬儀」のことです。