この記事では、「大寒」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「大寒」の正しい読み方は「だいかん」と「たいかん」どちら
「大寒」の熟語に使われている個別の漢字の読みについて、まず説明します。
「大」の漢字の音読みは「ダイ・タイ」で、訓読みは「おお(きい)」です。
また「寒」の漢字の音読みは「カン」で、訓読みは「さむ(い)」です。
この個別の漢字を、音読み+音読みで読み繋げば、「だいかん」とも「たいかん」とも、読めることが分かります。
しかし、いずれの読みが正しいかは、ここから判断することは出来ません。
さて、いずれの読みが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「大寒」の正しい読み方は「だいかん」で、「たいかん」と読むのは、間違いです。
「大」で始まる熟語では「タイ」と読むものには、「大火」「大使」「大衆」「大変」「大切」等があり、「ダイ」と読むものには「大地」「大王」「大事」「大学」「大小」等があり、どちらの読みの熟語も同程度あり、特にどちらが多いと言う訳でもないと言えます。
「大寒」の意味
「大寒」とは、「二十四節気のひとつで、1年で最も寒さが厳しい時期のこと」を意味する言葉で、例年1月20日頃が、この時期に当たります。
「大寒」の言葉の使い方や使われ方
・『カレンダーを見ると、昨日が大寒だったようで、さすがに二十四節気の意味通り今朝も寒いはずです』
・『大寒を過ぎると、もう少しで立春が訪れ、暦の上では春が近いと言えます』
まとめ
「大寒」の正しい読み方は「だいかん」で、「たいかん」と読むのは、間違いです。
この「大寒」とは、「二十四節気のひとつで、1年で最も寒さが厳しい時期のこと」を意味する言葉です。