勇気や気力を高めることを示す言葉には「奮然」があります。
この記事では、「奮然」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「奮然」の正しい読み方は「ふんぜん」と「ふるぜん」どちら
「奮然」の正しい読み方は「ふんぜん」であり、「ふるぜん」とは読みません。
この言葉に使われている「奮」は音読みで「ふん」と読み、訓読みは「奮う」で「ふるう」と読みます。
「然」は音読みで「ぜん」や「ねん」と読み、訓読みは「然り」で「しかり」、「然も」で「しかも」と読みます。
正しい読み方の結論
「奮然」の正しい読み方は「ふんぜん」であり、「ふるぜん」は間違いです。
「奮然」の意味
「奮然」は勇気や気持ちをふるい立てる時に使う言葉であり、元気で活動的な状態を示す時に使います。
「奮」を使った言葉には「興奮」があり、こちらは気持ちが高まる状態を表す時に使います。
「奮然」の同音異義語としては「憤然」があり、こちらは突然激しく怒る様を示す言葉です。
この2つは間違いやすり言葉として有名ですが、「奮然」は気持ちが前向きな状態に対して使われます。
「奮然」の言葉の使い方や使われ方
・『傷ついた将軍は奮然として戦い続けた』
・『チャンピオンは決勝戦で奮然と闘い、見事栄冠を勝ち取った』
・『奮然とした態度で試合に挑んだこともあり、レコード記録をたたき出しました』
まとめ
「奮然」は勇気や気力をふるい立てる状態を示す言葉であり、様々な行動や試合によい影響を及ぼします。
「奮然」は気持ちを自ら高めることによって発生するものであり、他の存在によって気持ちが高まる場合には「興奮」を使います。
また同音異義語である「憤然」は激しい怒りの感情を示す言葉であり、ネガティブな場合に使うことで有名です。