この記事では、「好悪」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「好悪」の正しい読み方は「こうお」と「こうあく」のどちら
好きな人に対しては、愛している感情を強く持ちますが、その愛する者が異性と親しくしていると苛立つ気持ちに包まれ、憎しみがわいてしまうでしょう。
そんな愛する者が声をかけてきたとき、好きなのに嫌う素振りを見せるその気持ちを「好悪」「こうお」というのです。
正しい読み方の結論
「好」を音読みで「こう」、「悪」を「お」と読む「好悪」の正しい読み方は「こうお」になります。
嫌って憎むという意味がある「嫌悪」【けんお】の反対の言葉として使われている「好悪」は、好きであるがときにその気持ちが仇となって憎しみになってしまうことになるという意味合いになるわけです。
主に、人に対して好き嫌いの感情を表すのに使うのが「好悪」になります。
「好悪」の意味
愛す、好むという意味がある「好」と、憎むという意味合いがある「悪」を掛け合わせると、好き過ぎて憎しみがわいてしまうという正反対の気持ちが交差する状態を表す言葉です。
かなり深い愛情と憎しみが自分の中で渦巻くといった状態になるほど、相手を愛している人が恋する気持ちと憎しみが交差して挌闘するさまが垣間見える言葉です。
「好悪」の言葉の使い方や使われ方
・『妹は姉妹の中でもとくに好悪が激しいので、扱いに困る』
・『大好きな人が異性と話しているだけで好悪の念が渦巻く』
・『母親は息子が付き合う相手に対して好悪を持つものである』
まとめ
相手に対して、自分が本当に心から好きではあるが、ときに憎しみを感じてしまう気持ちを表せる言葉でありますので、うまく自分なりに使ってみて、うまく今の感情を伝えてみるといいでしょう。