「妖」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「妖」の読み方とは? 読み方

この記事では、「妖」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「妖」の正しい読み方は「ヨウ」と「あやしい」

「妖」は音読みでは「ヨウ」と読み、訓読みでは「あや・しい(妖しい)」と読みます。

「妖」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「妖」に似ている漢字には「肥沃(ひよく)」に使われる「沃(ヨク)」「妊娠(にんしん)」に使われる「妊(ニン)」があります。

そのため「妖」を読み間違えるとすれば「沃」「妊」の読み方と同じように「よく」「にん」と読んでしまうことが考えられます。

「妖」を使った熟語

漢字の「妖」は、「女(おんなへん)」と若い巫女がしなやかに踊る様子を形で表した「夭(よう)」で構成されており、なまめかしく魅力的な様子、あるいは、人を惑わす「もののけ」や化け物を意味します。

その「妖」を使った熟語には「妖艶」「妖怪」などがあります。

「妖艶」

「妖艶(ようえん)」とは、なまめましく美しいことです。

「妖」は人を引きつける魅力があること、「艶」はつやっぽく華やかなことを意味し、これらを組み合わせた「妖艶」は、人を惑わすようなあでやかで美しい様子を表しています。

「妖怪」

「妖怪(ようかい)」とは、科学では証明できない不思議な力を持った非日常的な存在のことです。

「妖」は不思議な力で人を惑わすもの、「怪」は不思議、おそろしいことを意味し、これらを組み合わせた「妖怪」は人を怖がらせるあやしい存在、現象を表します。

たとえば、日本の「妖怪」では河童(かっぱ)や座敷わらしなどがよく知られます。

まとめ

「妖」の正しい読み方は「よう」「あやしい」です。

読む時は、形の似ている漢字と間違えないようにしましょう。

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