この記事では、「嫌悪感」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「嫌悪感」の正しい読み方は「けんあくかん」と「けんおかん」どちら
「嫌悪感」は、「嫌悪」と「~感(かん)」により構成されている言葉で、最初に、この「嫌悪」に使われている二つの漢字の個別の読みについて、確認します。
「嫌」の漢字の音読みは「ケン・ゲン」で、訓読みは「きら(う)・いや」です。
また、「悪」の漢字の音読みは「アク・オ」で、訓読みは「わる(い)です。
ここから、音読み+音読みで繋げれば、「けんあく」と「けんお」の、どちらとも読める可能性があることが分かります。
しかし、いずれが正しい読み方かは、ここからは判断できません。
さて、この「嫌悪」をベースとした「嫌悪感」の正しい読み方は「けんあくかん」と「けんおかん」の、どちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「嫌悪感」の正しい読み方は「けんおかん」であり、「けんあくかん」と読むのは、間違いです。
「けんあく」には、「表情や性質が、とげとげしくなること」を意味する「険悪」と表記する言葉があり、これと取り違えて「嫌悪感」を「けんあくかん」と読み間違えることがあるのだろうと推定されます。
意味が全く違って来るので、注意が必要です。
「嫌悪感」の意味
「嫌悪感」とは、「ひどく嫌う気持ちや、ひどく憎む気持ち」を意味する言葉です。
「嫌悪感」の言葉の使い方や使われ方
・『おの一件以来、彼に対する嫌悪感がさらに高まりました』
・『心霊現象と呼ばれる話には、なぜだか本能的に嫌悪感を抱きます』
まとめ
「嫌悪感」の正しい読み方は「けんおかん」であり、「けんあくかん」と読むのは、間違いです。
また、この「嫌悪感」とは、「ひどく嫌う気持ちや、ひどく憎む気持ち」を意味する言葉です。