「富国強兵」は何と読むのが正解なのでしょうか。
この記事では、「富国強兵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「富国強兵」の正しい読み方は「ふこくきょうへい」
「富国強兵」の正しい読み方は「ふこくきょうへい」です。
「富」には「富裕」【ふゆう】「豊富」【ほうふ】など「ふ」と読み方「国」は「国威」【こくい】「大国」【たいこく】など「こく」と読みます。
「強」の読み方は「強豪」【きょうごう】「最強」【さいきょう】など「きょう」で「兵」は「兵隊」【へいたい】「衛兵」【えいへい】など「へい」です。
それぞれの読み方を組み合わせた「ふこくきょうへい」が「富国強兵」の正しい読み方です。
「富国強兵」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「富国強兵」のよくある間違った読み方として挙がるのが「とみこくきょうへい」「ふくにきょうへい」です。
「富」には「富岡」【とみおか】「豊富」【とよとみ】など「とみ」という読み方があり「国」は「国柄」【くにがら】「秋津国」【あきつくに】など「くに」とも読みます。
「富国強兵」の読み方は1つしかなくどちらも当てはまりません。
「富国強兵」について説明
「富国強兵」とは、「国を豊かにして軍事力を高めること」を表す言葉です。
明治政府が一等国入りを目指して掲げた近代化のスローガンです。
経済力の増強と軍事力の増強の2つを掲げています。
「富国強兵」の言葉の由来
「国を富ませて兵を強くする」に由来します。
まとめ
「富国強兵」は明治の歴史を知る上で欠かせない言葉です。
教科書にも登場する有名な言葉なので覚えておきましょう。