ニュースでよく使われる言葉として「封殺」があります。
この言葉は何を意味しどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「封殺」の正しい読み方と意味について解説します。
「封殺」の正しい読み方は「ふうさつ」と「ふうさい」どちら
「封殺」という言葉の読み方としては「ふうさつ」と「ふうさい」の2つが考えられます。
「ふうさつ」と「ふうさい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「封殺」の正しい読み方は「ふうさつ」です。
「封」には「封印」【ふういん】「開封」【かいふう】など「ふう」と読みます。
「殺」は「殺害」【さつがい】「暗殺」【あんさつ】など「さつ」と読むほか、「減殺」【げんさい】「相殺」【そうさい】など「さい」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ふうさつ」と「ふうさい」の2つのうち「封殺」の正しい読み方は「ふうさつ」です。
「封殺」の意味
「封殺」とは、「無理やり押さえつけるようにして相手に何もさせないこと」を意味する言葉です。
「封殺」の「封」には外に出ないようにふさいで閉じ込めるという意味があります。
「封殺」とは相手を閉じ込めるようにして意見や行動の機会を殺すことを表し、一般的には権力や圧力などを使い身動きが取れないようにする行為を指すときに使う言葉です。
その他にも野球用語として進塁先にボールを送球してアウトにする「フォースアウト」の意味でも使われています。
「封殺」の言葉の使い方や使われ方
・『反対派の言論を封殺する』
・『敵の動きを封殺する』
・『ランナーは二塁で封殺された』
まとめ
「封殺」の正しい読み方は「ふうさつ」で「ふうさい」は間違いです。
ニュースでよく使われる表現ですが複数の意味を持つ言葉なのでそれぞれの意味と読み方を理解しておきましょう。
