「尋」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「尋」の読み方とは? 読み方

この記事では、「尋」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「尋」の正しい読み方は「ジン」と「たずねる」と「ひろ」

「尋」は音読みでは「ジン」と読み、訓読みでは「たず・ねる」と読みます。

また「ひろ」「つね」と読むこともあります。

「尋」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「尋」「千尋(ちひろ)」など名付けに使われることが多く「ひろ」という読み方はよく知られています。

ただ、音読みの読み方を知らない場合は、漢字の中に「寸(すん)」が含まれることから「ジン」ではなく「スン」と読んでしまう可能性があります。

「尋」を使った熟語

漢字の「尋」は、人が右手と左手を動かしてたずねる、計る様子を表しており、問うこと、長さの単位(両手を広げた時の長さ)、常’(つね)であることを意味します。

その「尋」を使った熟語には「千尋」「尋常」などがあります。

「千尋」

「千尋」「せんじん」と読み、非常に深い、非常に長いことを意味しています。

「千尋」「尋」とは長さを表す単位のことです。

「千尋」「尋」が千もある、つまり非常に長いこと、スケールが大きいことの例えに用いられます。

名づけでは「ちひろ」と読んで男の子、女の子共に人気のある名前となっており、漢字が示す意味のとおり、器が大きな人に育ってほしい、たくさんたずねて実りの多い人生を過ごしてほしいという想いがこめられています。

「尋常」

「尋常(じんじょう)」は、特に問題がなく普通である、しおらしくしている、という意味です。

「尋」「常」はどちらもいつもどおり、変わったところがない、という意味を持っており、これらを組み合わせた「尋常」は特に他と違うところはないことを表します。

一般には「尋常ではない」と否定する形で、異常であること、ただごとではないことを表す時に使います。

まとめ

「尋」「ジン」「たずねる」「ひろ」と読みます。

「ひろ」という読み方がおなじみですが、そのほかに音読みや訓読みの正しい読み方も覚えておきましょう。

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