「図る」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「図る」の読み方とは? 読み方

この記事では、「図る」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「図る」の正しい読み方は「はかる」

「図る」の正しい読み方は「はかる」です。

「はかる」は、漢字の「図」を訓読みにした読み方になります。

「図る」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「図」は音読みの方がよく知られている漢字です。

音読みでは「地図(ちず)」「図画(ずめん)」のように「ズ」と読んだり「図書(としょ)」のように「ト」と読むことから、「図る」の読み方を知らなければ「ずる」「とる」と読んでしまう可能性があります。

「図る」について説明

「図る」とは、物事を企てること、物事の進め方を考えることです。

漢字の「図」は、旧字体「圖」を簡略化した文字で、米蔵を意味する「?(ヒ)」をくにがまえで囲んだ「圖」は、周囲との境界線がある絵柄を表しています。

「図」は記号や文字などで書きあらわしたもの、物事の様子を意味します。

また、訓読みの「図る」は物事を計画すること、計画した物事をうまく進めるために良い方法を考えることを指します。

なお「はかる」と読む漢字には「計る」「測る」「量る」「謀る」などがありますが、それぞれ意味や使い方が異なるので、適切に使い分ける必要があります。

たとえば、重さや長さ、時間をはかる場合は「測る」「量る」「計る」が当てはまります。

また、物事を企て進め方を考えることは「図る」以外に「計る」と表すことも可能です。

「図る」は目標に向けて計画する時のようにポジティブなニュアンスを持つので、物事を企てる場合でも悪だくみをするようなネガティブな場面では「謀る」を用います。

まとめ

「図る」の正しい読み方は「はかる」です。

「ずる」「とる」と読まないようにしましょう。

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