この記事では、「届出」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「届出」の正しい読み方は「とどけで」と「ていしゅつ」どちら
「届」という漢字は訓読みで「届(とど)ける」と読み、一般的にはこの訓読みでのみ用いられています。
「出」という漢字は訓読みでは「出(で)る」や「出(だ)す」と読み、音読みでは「しゅつ」や「すい」と読みます。
「届出」の場合、「届」と「出」両方に訓読みを当てて「とどけで」と読むのが正しい用法です。
正しい読み方の結論
「届出」の正しい読み方は「とどけで」になります。
「届出」の意味
「届出」とは、「学校や役所、会社の上役などに届け出ること」を意味する言葉であり、「届(とど)け出(で)」や「届(とど)け出(い)で」とも表現されます。
行政手続きで言う「届出」と混同されがちな言葉に「申請」がありますが、「申請」は「行政庁は受けた申請に対して諾否の応答をすべきこと」と規定されています。
それに対して、「届出」には「申請」に規定されているような「諾否の応答」は規定されていません。
したがって、「申請」の場合は申請内容の審査、及び許可か不許可の判断を要します。
しかし、「届出」の場合は通知した時点で手続きは完結するので、審査や許可、不許可の判断などのフローはないということなのです。
「届出」の言葉の使い方や使われ方
・『期日までの各種届出を学校側からお願いされた』
・『役所へ住所変更の届出を出さなければならない』
・『予め予定を組んでおいてから有給休暇の届出をしておいた』
まとめ
・「届出」の正しい読み方は「とどけで」になります。
・「届出」とは、「学校や役所、会社の上役などに届け出ること」を意味する言葉であり、「届(とど)け出(で)」や「届(とど)け出(い)で」とも表現されます。