「展望」という言葉は何を表しどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「展望」の正しい読み方と意味について解説します。
「展望」の正しい読み方は「てんぼう」と「てんのぞむ」どちら
「展望」という言葉の読み方として「てんぼう」と「てんのぞむ」の2つが考えられます。
「てんぼう」と「てんのぞむ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「展望」の正しい読み方は「てんぼう」です。
「展」は「展示」【てんじ】「親展」【しんてん】など「てん」と読みます。
「望」は「望郷」【ぼうきょう】「希望」【きぼう】など「ぼう」と読むほか、「望む」【のぞむ】とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「てんぼう」と「てんのぞむ」のうち「展望」の正しい読み方は「てんぼう」です。
「展望」の意味
「展望」とは、「離れた所まで見渡すこと」を意味する言葉です。
今いる場所を基準に遠く離れたところまで広く見渡すことを差指します。
一般的には遮るものがない高い場所から広く見渡す行為を表す言葉として使われることが多く、ビルの最上階やタワーのてっぺんなど高所に設けられた景色や眺望を眺めるための場所を「展望台」といいます。
元々は物理的に遠い場所を見渡す行為を表す言葉でしたが、そこから転じて「社会の動きや人生の今後など現状から考えてこれからどうなるのか先を見ること」という意味でも使われている表現です。
「展望」の言葉の使い方や使われ方
・『屋上からの展望は抜群だ』
・『タワーマンションは展望が大きな魅力である』
・『今後の展望を尋ねる』
まとめ
「展望」は「てんぼう」と読むのが正しく「てんのぞむ」と読むことはありません。
さまざまな場面で使われる表現なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。