この記事では、「山茶花」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「山茶花」の正しい読み方は「やまちゃばな」と「さざんか」どちら
「山茶花」の「山」は、音読みで「サン」、訓読みで「やま」と読みます。
また「茶」は、音読みで「チャ」、「サ」、訓読みはありません。
さらに「花」は、音読みで「カ」、訓読みで「はな」となります。
「山」と「花」を訓読み、「茶」を音読みにすると、「やまちゃばな」と読めます。
「山」、「茶」、「花」の順番の組み合わせでは、「さざんか」とは読めないようです。
正しい読み方の結論
「山茶花」は「さざんか」と読みます。
「さんさか」から「さんざか」になり、そこから「さざんか」になったようです。
そのため、「山」、「茶」、「花」の全てを音読みにすると、「さんさか」と読むことができます。
「山茶花」の意味
「山茶花」とは、ツバキ科ツバキ属の常緑小高木の植物のことを意味しています。
「山茶花」の「山」は、「やま」、「他よりも高く盛り上がっている所」などの意味があります。
また「茶」は、「ちゃ」、「ツバキ科ツバキ属の常緑樹であるチャノキの葉や茎から作られる飲み物」などを表しています。
さらに「花」は、「はな」、「植物のはな」、「華やかで美しいさま」などの意味を持っています。
「山茶花」の言葉の使い方や使われ方
・『庭にある山茶花が見ごろで、綺麗に咲いています』
・『「山茶花」は他にも、「茶梅(さざんか・ちゃばい)」の漢字表記があります』
・『山茶花は10月から12月に開花し、冬の季語にもなっています』
まとめ
「山茶花」はそのまま「さざんか」とは読めませんが、「さんさか」が元の語だと分かれば、意味が理解しやすくなります。
「さざんか」のように、元の語が変化して、別の呼び方になる場合があることを覚えておくと良いでしょう。