「巧拙」の読み方と意味とは?「こうせつ」と「たったく」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「巧拙」の読み方と意味とは? 読み方

「巧拙」という言葉にはどのような意味がありどういった読み方で読むのが正しいのでしょうか。

今回は、「巧拙」の正しい読み方と意味について解説します。

「巧拙」の正しい読み方は「こうせつ」と「たったく」どちら

「巧拙」という言葉の読み方は「こうせつ」「たったく」のどちらかだと考えられます。

「こうせつ」「たったく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「巧拙」の正しい読み方は「こうせつ」です。

「巧」には「巧者」【こうしゃ】「技巧」【ぎこう】など「こう」と読む以外に、「巧み」【たくみ】「巧い」【うまい】などの読み方があります。

「拙」「拙劣」【せつれつ】「稚拙」【ちせつ】など「せつ」と読むほか、「拙い」【つたない】「拙い」【まずい】とも読みます。

辞書に掲載されている「巧拙」の正しい読み方は「こうせつ」です。

「巧拙」「たったく」とは読みません。

「巧拙」の意味

「巧拙」とは、「うまいこととへたなこと」を意味する言葉です。

「巧拙」「善悪」「大小」などと同じように反対の意味を持ち対になる言葉を合わせた二字熟語です。

「巧」は優れていることや上手いことを表し「拙」は劣っていることや下手なことを表します。

技術の程度や出来栄えの素晴らしさなどに対して使う表現で、うまいかへたかをはっきりさせる場合やうまくてもへたでも構わない時などに用いる言葉です。

「巧拙」の言葉の使い方や使われ方

・『出来栄えの巧拙を問わず幅広く募集する』
・『コンクールでは演奏の巧拙を競い合った』
・『素人なので巧拙の差がわからない』

まとめ

「巧拙」の正しい読み方は「こうせつ」「たったく」は明らかに間違った読み方です。

難しい言葉ではないので正しい読み方と意味を知っておきましょう。

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