「巨木」は特徴的な木を指す言葉ですが、具体的にどのような木のことでどんな読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「巨木」の正しい読み方と意味について解説します。
「巨木」の正しい読み方は「きょぼく」と「きょぎ」どちら
「巨木」という言葉の読み方として思い当たるのが「きょぼく」と「きょぎ」の2つです。
「きょぼく」と「きょぎ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「巨木」の正しい読み方は「きょぼく」です。
「巨」は「巨人」【きょじん】「巨石」【きょせき】など「きょ」と読みます。
「木」は「木刀」【ぼくとう】「名木」【めいぼく】など「ぼく」と読むほか、「薪木」【たきぎ】「添木」【そえぎ】など「ぎ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「きょぼく」と「きょぎ」の2つのうち「巨木」の正しい読み方は「きょぼく」です。
「巨木」の意味
「巨木」とは、「巨大な木」を意味する言葉です。
他の木と比べてひときわ大きく立派な木を出します。
具体的な大きさの基準はありませんが、一般的には幹の周りが3メートル以上ある木が「巨木」と呼ばれます。
円周が3メートル以上ということは直径が約1メートルほどの木が「巨木」です。
厳密に定義されるものではなく印象的な部分も大きいので、見る人を圧倒するような大きさが感じられる木であれば「巨木」として扱っても問題ありません。
「巨木」の言葉の使い方や使われ方
・『神社の境内に巨木が生えている』
・『樹齢100年を超える巨木』
・『ケヤキの巨木を切り出して材木に加工する』
まとめ
「巨木」の正しい読み方は「きょぼく」で「きょぎ」とは読みません。
市町村の文化財や記念物に指定されている木も多いので読み方と意味を覚えておきましょう。