この記事では、「帯域」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「帯域」の正しい読み方は「たいいき」と「おびいき」どちら
「帯域」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読み確認します。
「帯」の漢字の音読みは「タイ」で、訓読みは「お(びる)・おび」です。
また、次の「域」の漢字の音読みは「イキ」で、訓読みは常用漢字外の読みですが「さかい・ところ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「たいいき」と読めますし、また訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「おびいき」と読めることも分かります。
従って、残念ながらいずれの読み方が正しいかは、ここから判断することは出来ません。
さて、「帯域」の正しい読み方は「たいいき」と「おびいき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「帯域」の正しい読み方は「たいいき」で、「おびいき」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な湯桶読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいことになります。
ちなみに「帯」の漢字が使われた熟語で「おび」と読ませるものは、着物がはだけぬように、腰に締める「帯」の種類を示すものに限定されている様です。
「帯域」の意味
「帯域」とは「一帯や、地帯などのこと」を意味する言葉です。
最もよく見聞きするのは、使っている電波の周波数幅を表現する「周波数帯域」でしょう。
「帯域」の言葉の使い方や使われ方
・『携帯電話に割り当てられている周波数帯域は、一つではありません』
・『テレビ放送の電波がデジタルに移行した際には、VHFからUHFへの周波数帯域の変更が行われた』
まとめ
「帯域」の正しい読み方は「たいいき」で、「おびいき」と読むのは間違いです。
また、この「帯域」とは「一帯や、地帯などのこと」を意味する言葉です。