「幌馬車」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「幌馬車」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「幌馬車」の正しい読み方は「ほろばしゃ」
「幌馬車」の正しい読み方は「ほろばしゃ」です。
「幌」には「幌加内」【ほろかない】「美幌」【びほろ】など「ほろ」という読み方があります。
「馬車」は「駅馬車」【えきばしゃ】「馬車道」【ばしゃみち】など「ばしゃ」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「ほろばしゃ」が「幌馬車」の正しい読み方です。
「幌馬車」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「幌馬車」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ほろましゃ」「ほろばぐるま」です。
「馬」には「馬鍬」【まぐわ】「相馬」【そうま】など「ま」という読み方があり「車」は「荷車」【にぐるま】「乳母車」【うばぐるま】など「ぐるま」とも読みます。
どちらも「幌馬車」には当てはまりません。
「幌馬車」について説明
「幌馬車」とは、「荷台に覆いがかけられた馬車」を指す言葉です。
車輪付きの荷台を馬で牽く乗り物を「馬車」といいます。
馬車の中でも荷台に風雨や砂ぼこりを避けるための覆いがかけられている馬車を「幌馬車」といいます。
中世のアメリカで広く使われていた馬車であり、西部開拓時代のシンボル的な乗り物です。
日本では江戸時代に馬車が禁止されていたため「幌馬車」はほとんど利用されていません。
「幌馬車」の言葉の由来
風やほこりを避けるためにかける布製の覆いを「幌」といいます。
「荷台に幌をかけた馬車」が「幌馬車」の由来です。
まとめ
「幌馬車」は今では観光用以外にほとんど見かけない乗り物です。
日常的にはほとんど使わない言葉ですが正しい読み方を知っておきましょう。