「幕末」は特定の時代を指す言葉です。
具体的にいつの時代のことでどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「幕末」の正しい読み方と意味について解説します。
「幕末」の正しい読み方は「ばくまつ」と「ばくすえ」どちら
「幕末」という言葉の読み方として思いつくのが「ばくまつ」と「ばくすえ」の2つです。
「ばくまつ」と「ばくすえ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「幕末」の正しい読み方は「ばくまつ」です。
「幕」は「幕府」【ばくふ】「佐幕」【さばく】など「ばく」と読みます。
「末」は「末尾」【まつび】「結末」【けつまつ】など「まつ」と読むほか、「末吉」【すえきち】「世も末」【よもすえ】など「すえ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「ばくまつ」と「ばくすえ」になりますが「幕末」の正しい読み方は「ばくまつ」です。
「幕末」の意味
「幕末」とは、「幕藩体制の末期」を指す言葉です。
一般的には徳川家康によって開かれた江戸幕府の終わり頃の時代を指します。
西暦だと1850年頃から明治時代を迎える1868年までの時代が「幕末」です。
封建社会から近代社会へと移り変わる混乱の時代であり多くの戦争が起こりました。
「幕末」には多くの人物が名を上げ明治に入ってからも活躍し現代の日本へと続く業績を残しています。
小説や映画などさまざまな作品の舞台にもなっている日本の歴史の中でもファンの多い時代です。
「幕末」の言葉の使い方や使われ方
・『幕末について調べる』
・『歴史好きの中でも幕末好きは特に多い』
・『幕末の頃に書かれた掛け軸』
まとめ
「幕末」の正しい読み方は「ばくまつ」しかなく「ばくすえ」など他の読み方はありません。
常識として知っておくべき言葉なので正しい意味と読み方を忘れないでください。