この記事では、「干満」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「干満」の正しい読み方は「かんまん」と「せんまん」どちら
「干満」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「干」の漢字の音読みは「カン」で、訓読みは「ほ(す)・ひ(る)」です。
また、「満」の漢字の音読みは「マン」で、訓読みは「み(ちる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「かんまん」と読めることが分かります。
しかし、「干」の漢字に「せん」との読みがないことから、「せんまん」と読むには無理があり、間違いではないかと推察されます。
さて、「干満」の正しい読み方は「かんまん」と「せんまん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては「干満」の正しい読み方は「かんまん」で、「せんまん」と読むのは、先に推察した通り間違いです。
「せんまん」と間違えて読むことが生じるのは、「干」の漢字が、漢数字の「千(せん)」の字に似ていることから、取り違えたためだろうと考えられます。
「干満」の意味
「干満」とは、「潮の満ち引きのこと、満潮と干潮のこと」を意味する言葉です。
「干満」の言葉の使い方や使われ方
・『潮干狩りは干満の差が大きい時の、干潮時が向いています』
・『干満の差が最も大きな時期を大潮と呼びます』
・『干満差の大きな大潮の満潮時と台風での高潮が重なった場合には、海岸沿いで大きな被害が発生することがあります』
まとめ
「干満」の正しい読み方は「かんまん」で、「せんまん」と読むのは明らかに間違いです。
また、この「干満」とは、「潮の満ち引きのこと、満潮と干潮のこと」を意味する言葉です。