この記事では、「平服」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「平服」の正しい読み方は「ひらふく」と「へいふく」どちら
最初に、「平服」の熟語で使われている漢字の個別の読み方について説明します。
「平」の漢字の音読みは「ヘイ・ビョウ」で、訓読みは「たい(ら)・ひら」です。
また、「服」の漢字の音読みは「フク」で、訓読みは「きもの・き(る)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば「平服」は「へいふく」と読めます。
また訓読み+音読みで繋げば、「ひらふく」と読めることが分かります。
しかし、どちらの読み方が正しいかは、ここからは判断できません。
さて、どちらの読み方が正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「平服」の読み方は「へいふく」が正しく、「ひらふく」と読むのは間違いです。
「平服」の意味
「平服」とは、「普段着ている衣服のこと」を意味する言葉です。
この言葉は、「礼服」に対する対義語で、「普段着ている衣服のこと」と言っても、ジーンズにTシャツと言ったカジュアルであったり、ラフな衣服のことではありません。
従って、案内状などに「平服でお越しください」と記載されていれば、ビジネスマンならビジネススーツとするのが無難で、マナーに適うと言えます。
「平服」の言葉の使い方や使われ方
・『案内状に平服でお越しくださいと書かれていても、カジュアルな格好で行くのは失礼です』
・『彼女は、平服でお越しくださいとの記載を見て、どんな衣服で行くのが良いかを悩み、ネットで調べました』
まとめ
「平服」の読み方は「へいふく」が正しく、「ひらふく」と読むのは間違いです。
また、この「平服」とは、「普段着ている衣服のこと」を意味する言葉です。