この記事では、「幾何模様」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「幾何模様」の正しい読み方は「きかもよう」と「いくかもよう」どちら
「幾何模様」は、「幾何」と「模様(もよう)」の二つの熟語が組み合わされた言葉であり、最初に、「幾何」を構成する二つの漢字の読みを確認します。
「幾」の漢字の音読みは「キ」で、訓読みは「いく」です。
また、「何」の漢字の音読みは「カ」で、訓読みは「なに・なん」です。
従って、ここから音読み+音読みで繋げれば、「幾何」は「きか」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋げて、いわゆる「湯桶読み」にすれば、「いくか」と読めることが分かります。
しかし、いずれの読みが正しいかは、漢字の個別の読みから判断することは出来ません。
さて、「幾何模様」の正しい読み方は「きかもよう」と「いくかもよう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「幾何模様」においては、「幾何」は「きか」と読むのが正しく、従って「幾何模様」の正しい読み方は「きかもよう」で、「いくかもよう」と読むのは間違いです。
ちなみに、「幾何」は「きか」の他に「いくばく」との読み方もありますが、「模様」と組み合わされた言葉では、「いくばく」との読み方はしません。
「幾何模様」の意味
「幾何模様」とは、「多角形や円や直線などの単純な図形を部品として、色々な構成で組み合わされ、それを連続的に繰り返し使われた図形や模様のこと」を意味する言葉です。
一般的には、「幾何学模様」と呼ばれることが多いと言えます。
「幾何模様」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女は写実画は得意ですが、幾何模様等を描くのは、あまり得意ではありません』
・『彼女は、いつになく鮮やかな彩色の幾何模様のワンピースを着ていました』
まとめ
「幾何模様」の正しい読み方は「きかもよう」で、「いくかもよう」と読むのは間違いです。
また、この「幾何模様」とは、「多角形や円や直線などの単純な図形を部品として、色々な構成で組み合わされ、それを連続的に繰り返し使われた図形や模様のこと」を意味する言葉です。