「弩」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「弩」の読み方とは? 読み方

「弩」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「弩」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「弩」の正しい読み方

「弩」の正しい読み方は「ど」「いしゆみ」「おおゆみ」「おおゆみ」です。

「弩」には「弩級」【どきゅう】「強弩」【きょうど】など「ど」という読み方があります。

その他にも「弩」の一字で「いしゆみ」「おおゆみ」と読みます。

「ど」「いしゆみ」「おおゆみ」の3つが「弩」の正しい読み方です。

「弩」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「弩」のよくある間違った読み方として挙がるのが「やつゆみ」です。

「弩」を分解すると「奴」【やつ】と「弓」【ゆみ】の二文字になりますが、それぞれの読み方をそのまま当てはめた「やつゆみ」とは読みません。

「弩」について説明

「弩」とは、「引き金を引いて射出する弓の一種」です。

強く張った弦に矢をつがえ引き絞って放つ射撃武器を「弓」といいます。

「弩」は弓の一種で銃のような形をした機械弓のことです。

一般的にボウガンと呼ばれるタイプの機械弓が「弩」に当たります。

古代中国で開発された「弩」は通常の弓よりも速くて強い矢を放てる強力な武器ですが、日本ではほとんど普及しませんでした。

普及しなかった理由は諸説ありますが、湿度の高い日本で組み立てに使える強力な接着剤が存在しなかったからという説が有力です。

「弩」の言葉の由来

諸説ありますが反撥力を利用して石を遠くに投げる投石機の構造を参考にして作られたことから「いしゆみ」と呼ばれるようになったとされています。

まとめ

「弩」は日常的には使わない言葉ですが、知識として正しい読み方意味を知っておきましょう。

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