この記事では、「往年」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「往年」の正しい読み方は「おうねん」と「おうとし」どちら
「往」という漢字は訓読みでは「往(ゆ)く」や「いにしえ」と読み、音読みでは「おう」と読みます。
そして、「年」という漢字は訓読みでは「とし」や「とせ」と読み、音読みでは「ねん」と読みます。
「往年」の場合、「往」と「年」それぞれに音読みを当て、「おうねん」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「往年」の正しい読み方は「おうねん」になります。
「往年」の意味
「往年」とは、「過ぎ去った年」を意味する言葉です。
「往年」の類義語には「昔(むかし)」や「過去(かこ)」、「昔日(せきじつ)」や「以前(いぜん)」、「往時(おうじ)」や「かつて」などがあります。
「往」という漢字には「行く」や「ゆく」、「すすむ」のほか、「昔」や「かつて」、「いにしえ」や「のち」、「あと」などの意味が含まれています。
そして、「年」は「12カ月」や「365日」、「年齢」や「よわい」、「実る」や「実り」などの意味が含まれる漢字です。
「往時」を英語になおすと“past”や“past times”、“yesteryear”などに翻訳されます。
「往年」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は往年の名俳優として有名である』
・『往年の試合を彷彿とさせる選手たちのプレーに思わず感動を覚えた』
・『豪華絢爛なドレスに身を包んだ彼女は往年の美しさを見せつけた』
・『田舎の街並みを眺めていると、往年の記憶が沸々と湧き上がってきた』
まとめ
「往年」の正しい読み方は「おうねん」であり、「往年」は「過ぎ去った年」を意味する言葉です。