「御物」の読み方と意味とは?「ぎょぶつ」と「ごぶつ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「御物」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「御物」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「御物」の正しい読み方は「ぎょぶつ」と「ごぶつ」どちら

「御物」の読み方として想定できるものに、「ぎょぶつ」「ごぶつ」があります。

「ぎょぶつ」「ごぶつ」の二つの読み方のうち、「御物」の正しい読み方はどちらでしょうか。

正しい読み方の結論

「御物」の正しい読み方の結論は、「ぎょぶつ」が正しい読み方になります。

「御物」には「ごぶつ」と読む通俗的な読み方もあり意味は概ね通じますが、国語辞典などに掲載されている正規の読み方は「ぎょぶつ」になります。

「御物」の慣用的な読み方として「おもの・ごもつ」もありますが、「貴人の食べ物」などのやや異なる意味合いになります。

「御物」の意味

「御物」の意味は、「古代中国において天使が所有する価値ある品物」「日本において天皇・皇室・一部の将軍が所有する(所有していた)価値ある財物・芸術品」を意味しています。

「御物」というのは、「その国・領域において最高の権威権力を持つ人が持っているモノ」を指し示しています。

「御物」の言葉の使い方や使われ方

「御物」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。

・『その骨董品・絵画などが正式な御物であるか否かの根拠は、戦前の御物管理規定に依拠しています』
・『御物は国宝・重文に指定されているものもありますが、現在では侍従職個人が私有しているようなものも含まれます』
・『日本史をかじった人なら誰もが知っている正倉院宝物や狩野永徳の代表的な屏風絵は御物に指定されています』

まとめ

この記事では、「御物」の正しい読み方「ぎょぶつ」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「御物」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。

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