この記事では、「御玉串料」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「御玉串料」の正しい読み方は「おたまぐしりょう」と「おぎょくくじりょう」どちら
「御玉串料」の読みは、「おんたまぐしりょう」か「おたまぐしりょう」が正しい読みです。
この言葉は、音読みと訓読みが入り混じる日本語で、連濁という手法で読み上げるため、「串」という漢字が濁り、「ぐし」となります。
そして、「御玉」も古来の読み方では、「おんたま」と読み、特別な読み方をしていました。
正しい読み方の結論
「御玉串料」の読み方の結論は、「おんたまぐしりょう」か「おたまぐしりょう」です。
いずれかであれば、正しい読みになり、「おんたま」という古い言い方も正解になりますので、「おんたまぐしりょう」と言っても間違いではありません。
「御玉串料」の意味
「御玉串料」は、神社に奉納する金銭のことです。
もともとは、玉串は、金銭ではなく、榊の枝で玉串を作り奉納をしていました。
しかし、時代が進むにつれ、神社の神格は儀式においてお金に置き換わり、お金を奉納することで神様から力を授かるという儀式へと変化したのです。
「御玉串料」の言葉の使い方や使われ方
・『御玉串料にお金を包む』
まとめ
「御玉串料」は、「おんたまぐしりょう」か「おたまぐしりょう」と読みます。
この言葉は、神社に奉納するお金のことで、昔は、榊の枝で玉串を作り上げてお酒とかお米とか野菜などを神様に奉納して神様から力を借りようとしていました。
しかし、時代が進むにつれお金を包み神様から力を借りようと考えたのが今現在の、「御玉串料」になります。
よって、「おんたまぐしりょう」が昔ながらの奉納式でお金を納めない方で「おたまぐしりょう」が今風のお金を納めて神様から力を借りる方と考えてもよいでしょう。