「忌憚のない」の読み方と意味とは?「せっそうのない」と「きたんのない」の正しい読み方について詳しく解釈

「忌憚のない」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「忌憚のない」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「忌憚のない」の正しい読み方は「せっそうのない」と「きたんのない」どちら

「忌憚のない」「きたんのない」と読み、「きたん」は音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「忌」の音読みは「き」、訓読みは「い(む)」「い(まわしい)」「憚」の音読みは「たん」、訓読みは「はばか(る)・はばか(り)」です。

「せっそうのない」「節操のない」と書き、全く違う語です。

正しい読み方の結論

「忌憚のない」の正しい読み方は「きたんのない」です。

「せっそうのない」とは読みません。

「忌憚のない」の意味

「忌憚のない」の意味は、「遠慮しない」「率直な」です。

相手に対し言いにくいことがあっても気おくれしないことです。

「忌」「神に対する穢れ(けがれ)を避け、身を慎むこと」から転じて「嫌って避ける」という意味、「憚」「自分の立場を下げて相手から遠のく」という意味から「遠慮する」という意味です。

「まずいからと避けようとしたり、遠慮することのない」として使われています。

「忌憚のない」の言葉の使い方や使われ方

「忌憚のない」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『このプロジェクトに関し忌憚のない意見を聞かせてください』
・『無記名ですので忌憚のない意見をお書きください』
・『業務改善について忌憚のない意見を述べてください』

まとめ

今回は「忌憚のない」の読み方について紹介しました。

「忌憚のない」の正しい読み方は「きたんのない」で、「せっそうのない」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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