この記事では、「応急」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「応急」の正しい読み方は「おうきゅう」と「おういそ」どちら
「応急」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の読みを確認します。
まず「応」の漢字の音読みは「オウ」で、訓読みは「こた(える)」です。
また「急」の漢字の音読みは「キュウ」で、訓読みは「いそ(ぐ)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「おうきゅう」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「おういそ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析から判断することは出来ません。
さて、「応急」の正しい読み方は「おうきゅう」と「おういそ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「応急」の正しい読み方は「おうきゅう」で、「おういそ」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える重箱読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方が、正しいと言うことです。
ちなみに、「急」を使った熟語で、「いそ」と読ませる熟語は、辞書で調べても見当たりませんでした。
「応急」の意味
「応急」とは、「急場に、とりあえず間に合わせること」を意味する言葉です。
「応急」の言葉の使い方や使われ方
・『台風で屋根瓦の一部が飛ばされたので、ブルーシートで応急処置をした』
・『この診療所では手に負えないので、応急処置をしたうえで、大学病院に搬送した』
まとめ
「応急」の正しい読み方は「おうきゅう」で、「おういそ」と読むのは間違いです。
また、この「応急」とは、「急場に、とりあえず間に合わせること」を意味する言葉です。