「悪行」の読み方と意味とは?「あっこう」と「あくぎょう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「悪行」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「悪行」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「悪行」の正しい読み方は「あっこう」と「あくぎょう」どちら

「悪行」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語を構成する漢字の個別の読みを確認します。

「悪」の漢字の音読みは「アク・オ」で、訓読みは「わる(い)・あ(し)」です。

一方の「行」の漢字の音読みは「コウ・ギョウ」で、訓読みは「おこな(う)・い(く)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば「あくこう」及び「あくぎょう」と読むことが出来ます。

しかし、「あっこう」とは読めそうに思えません。

さて、「悪行」の正しい読み方は「あっこう」「あくぎょう」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「悪行」の読みは、「あっこう」「あくぎょう」の、どちらも正しいと言えます。

ただし、一般的には「あくぎょう」との読みの方がよく使われています。

先に「あくこう」とは読めるが、「あっこう」と読むのは無理に思えると記しましたが、実はこれは「促音化」と呼ばれる変化をしたもので、正しい読み方なのです。

「促音化」とは、二つの語が結びついて熟語を構成する際に、発音しやすくするために、後ろの語が、カ行・サ行・タ行・パ行の場合、その前に付いた音が「っ」に変化する読み方です。

ここでは、カ行の「こ」の前の、「く」「っ」に変化したのです。

「悪行」の意味

「悪行」とは、文字通り「悪い行い」を意味する言葉です。

「悪行」の言葉の使い方や使われ方

・『彼の悪行の数々が、白日の下にさらされた』
・『正しい道を説くべき僧侶が犯したこの悪行は、決して許すことが出来ません』

まとめ

「悪行」の読みは、「あっこう」「あくぎょう」の、どちらも正しいと言えます。

もちろん、一般的には「あくぎょう」との読みの方がよく使われています。

また、この「悪行」とは、文字通り「悪い行い」を意味する言葉です。

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