この記事では、「悪質」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「悪質」の正しい読み方は「あくしつ」と「わるしつ」どちら
「悪質」は「あくしつ」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「悪」の音読みは「あく・お」、訓読みは「わる(い)・あ(し)・にく(む)・いずく(んぞ)」、「質」の音読みは「しつ・しち・ち・し」、訓読みは「もと・たち・ただ(す)」です。
「悪質」と表記する場合「わるしつ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「悪質」の正しい読み方は「あくしつ」です。
「わるしつ」とは読みません。
「悪質」の意味
「悪質」の意味は「品物などの素材や仕上がりが粗末で良くないこと」「根本的に成り立っているものが良くないこと」です。
形として見える物に使われることもあれば、見えない内面の性質に対して使われることもあります。
「悪」は「正しくない」「品質がよくない」「良い状態にない」「不快な」という意味、「質」は「ものを成り立たせている中身」「生まれつき」「たち」という意味、「悪質」で「ものを成り立たせている中身が良くない」「たちが良くない」になります。
「悪質」の言葉の使い方や使われ方
「悪質」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『何度もワンギリ電話をかけるとは悪質ないたずらだ』
・『鑑定士ならば悪質なダイヤは見てすぐ分る』
・『複数で役割分担するなどの悪質な詐欺が増えている』
まとめ
今回は「悪質」の読み方について紹介しました。
「悪質」の正しい読み方は「あくしつ」で、「わるしつ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。