この記事では、「意志」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「意志」の正しい読み方は「いし」と「いこころざし」どちら
「意志」は「いし」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「意」の音読みは「い」、訓読みは「こころ・おも(う)」、「志」の音読みは「し」、訓読みは「こころざ(す)・こころざし・しる(す)」です。
「意志」と表記する場合「いこころざし」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「意志」の正しい読み方は「いし」です。
「いこころざし」とは読みません。
「意志」の意味
「意志」の意味は「あることをやりたい、やりたくないという考え」「目的や計画を実現しようとする精神の働き」「哲学用語で、個人・集団行動を判断して決定する能力」になります。
「意」は「心の中の思い」「気持ち」「言葉やものごとに含まれる内容」という意味、「志」は「心がある目標をめざして動く」という意味、
「意志」で「心がある目標を目指して動こうとする働き」になります。
同じ読み方をする言葉に「意思(いし)」がありますが、こちらは「その様に思うこと、考えること」という意味です。
「意志」の言葉の使い方や使われ方
「意志」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼女は看護師になるという意志を貫いた』
・『彼は鉄の意志でプロ野球選手になった』
・『意志が弱くすぐにものごとを諦める』
まとめ
今回は「意志」の読み方について紹介しました。
「意志」の正しい読み方は「いし」で、「いこころざし」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。