この記事では、「憲兵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「憲兵」の正しい読み方は「けんぺい」と「のりへい」どちら
「憲兵」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「憲」の漢字の音読みは「ケン」で、訓読みは「のり・のっと(る)」です。
また、「兵」の漢字の音読みは「ヘイ・ヒョウ」で、訓読みは「つわもの・いくさ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「けんへい」と読むことが出来、これが音変化の半濁化すれば「けんぺい」と読める可能性があることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「のりへい」と読める可能性があることも分かります。
さて、「憲兵」の正しい読み方は「けんぺい」と「のりへい」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「憲兵」の正しい読み方は「けんぺい」で、「のりへい」と読むのは間違いです。
この熟語においては、少し特殊な湯桶読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいと言うことです。
ちなみに、「憲」の漢字を「のり」と読ませる熟語は、辞書を調べても見つけることが出来ませんでした。
「憲兵」の意味
「憲兵」とは「旧日本陸軍において、軍事警察をつかさどる兵のこと」を意味する言葉です。
「憲兵」の言葉の使い方や使われ方
・『軍隊内を取り締まる憲兵が、いつしか国民の思想統制も、担うようになっていった』
・『軍隊においては、憲兵はある意味恐れられる存在です』
まとめ
「憲兵」の正しい読み方は「けんぺい」で、「のりへい」と読むのは間違いです。
「憲兵」とは「旧日本陸軍において、軍事警察をつかさどる兵のこと」を意味する言葉です。