この記事では、「或る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「或る」の正しい読み方は「ある」と「あがる」どちら
或るの文字表記を目にした人の中には何となくで、あがると読んでしまう人がいるものです。
所が肝心の或の漢字には、あがという読み方は存在していません。
そのため或るは、あがると読む事すら出来ず、この様に読んでしまうのはシンプルに間違いです。
或るは、あがるではなく、あると読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
或るは、あると読むのが正解な言葉です。
そもそも或の漢字には、あという読み自体があるので、或のあ読みと、後ろに続く平仮名のるを付け加える事により、或るは、あると読む事が出来ます。
「或る」の意味
或るは、あるとかある人といった意味を持っている或の漢字に、平仮名のるを付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ或るは、明確に名前を挙げる事なく物事を指し示す語や、漠然とした形で物事を言う際に、用いられる言葉となっています。
「或る」の言葉の使い方や使われ方
・『或る日の午後、彼は家族にさえ何も告げずに家を出て行きました』
・『東北地方の或る町では、未だに生まれた地域による差別的慣習が根強く残っているそうです』
・『私は九州地方の或る町で、生まれ育ちました』
まとめ
或の漢字には、あがという読み方自体がありません。
お陰で或るの文字を、あがると読む事すら不可能であるため、この様に読んでしまうのは単純に間違いです。
或るは、あがると読むのではなく、あると読むべき言葉となっています。
更にそんな或るは、はっきり名を挙げる事なく物事を示したり、漠然とした表現で物事をさして言う時等に、使用される言葉です。