文章や作品の種類を表す言葉のひとつとして「手記」があります。
この言葉はどのような形式の文章を指し何と読むのでしょうか。
今回は、「手記」の正しい読み方と意味について解説します。
「手記」の正しい読み方は「しゅき」と「てき」どちら
「手記」という言葉の読み方として当てはまりそうなのが「しゅき」と「てき」です。
「しゅき」と「てき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「手記」の正しい読み方は「しゅき」です。
「手」には「手話」【しゅわ】「握手」【あくしゅ】など「しゅ」という読み方と、「手袋」【てぶくろ】「相手」【あいて】など「て」という読み方があります。
「記」は「記憶」【きおく】「追記」【ついき】など「き」と読みます。
それぞれの読み方を合わせた「しゅき」と「てき」の2つのうち「手記」の正しい読み方は「しゅき」です。
正しい読み方はひとつしかなく「てき」と読むのは誤りです。
「手記」の意味
「手記」とは、「出来事や感じたことなどを自分で書き記したもの」を指す言葉です。
本人が自ら書き綴った記録を指す言葉で、自ら体験した出来事やその時の感想など本人しか書けないことをまとめた記録を指します。
本人が書いたものを指す言葉としては「日記」がありますが、日記が毎日の出来事の記録であるのに対し「手記」は日付にとらわれずあるテーマについて本人が自ら書き綴ったもの全てに対して用いられる言葉です。
「手記」の言葉の使い方や使われ方
・『作家の死後に手記が公開された』
・『海外へ移住した人の手記を読む』
・『手記を読んで人生を追体験する』
まとめ
「手記」は「しゅき」と読み「てき」ではありません。
様々な種類があるので興味をお持ちの方は読んでみてください。